2008年03月17日
「死刑」(森達也著)を読了!

『「死」の教科書』を読了した勢いで『死刑』(森達也著)を読了する。オウム真理教信者を追ったドキュメンタリー映画『A』、『A2』の監督として知られる著者は現在、数多くの著作を発表している。松虫は彼の著作のファンなのだが今回も死刑制度の是非を巡る実に興味深いロードムーヴィとなっている。
死刑囚、元死刑囚、刑務官、教誨師、死刑制度反対論者、人権派弁護士、犯罪被害者などと数多くの対話をする中で死刑制度の是非を探ろうとするのだがその旅は堂々巡りのように隘路に迷い込む。その過程はスリリングかつワンダーに溢れている。死刑制度肯定者も反対者も結局は情緒の上に薄い論理を組み立ているに過ぎないのではないか。結論は見えない。松虫も迷路に迷い込むばかりである。
それとは関係はないのだろうが死刑囚を扱った映画が3作品公開の予定である。その3作品についてはまたご紹介することにしようと思う。
Posted by 松虫リンリン at 23:13│Comments(0)│TrackBack(1)
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